稀少品 よきすすめの聖母 教皇ピウス10世叙階50周年記念メダイ 1908年


直径 25.7 mm (突出部分を除く)

フランス  1908年



1908年にフランスで製作された美麗なメダイ。

500円硬貨ほどの大きさがある立派な作品で、一方の面にはよきすすめの聖母を、もう一方の面には教皇ピウス10世の横顔を浮き彫りにしています。


「よきすすめの聖母」はローマの中心部からおよそ40キロメートル東、ジェナッツァーノ(Genazzano ラツィオ州ローマ県)にある聖画像です。

幼子イエズスが両腕で母の首元を抱き、母子が顔を寄せて睦み合うさまは、普通の親子と変わらない愛情の通い合いを描いて、見る者に親しみと共感を覚えさせます。




母子は天上の栄光に包まれて、共に戴冠しています。

聖母は幼子イエズスを左腕に抱いていますが、これは聖母が天国においてイエズスの右(すなわち、向かって左)に座することを表します。


聖母子を囲むように、ゴシック典礼体のラテン語で、「マーテル・デー・ボノー・コーンシリオー」(MATER DE BONO CONSILIO よきすすめの聖母」)と書かれています。





もう一方の面には 1908年当時の教皇ピウス10世 (Pius X, 1835 - 1903 - 1913) の胸像を写実的な浮き彫りで表しています。

画面下部にはカリス(聖杯)上に浮きあがって輝く聖体と、これを取り巻くように小麦と葡萄を浮き彫りにしています。


このメダイは教皇が1858年に司祭に叙階された50周年を記念して製作されたものであり、

聖体と小麦、葡萄は、ミサを執り行うことによって小麦のパンと葡萄酒をキリストの聖体と聖血に実体変化させる司祭の働きの象徴として、ここに刻まれています。


メダイの縁に沿って、1858年と1908年のふたつの年号、及び次のラテン語が記されています。

IN PIAM MEMORIAM JUBILAEI L SACERDITII PII PAPAE X  神に感謝しつつ、教皇ピウス10世の司祭職50周年を記念して。



本品は1908年のみに鋳造されたもので、ほとんど入手不可能な稀少品です。

またジェナッツァーノの「よきすすめの聖母」は大勢の巡礼者が訪れる有名な聖母子像ですが、この聖母をあしらったメダイをわが国で眼にすることはめったにありません。


メダイ表面の突出部分が磨滅して、アンティーク品ならではの優しい丸みを帯びています。100年以上前のものとしては問題無いコンディションです。



9,500円

電話 (078-391-7323) またはメールにてご注文くださいませ。



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