救国の英雄にして殉教者 ロレーヌのジャンヌ・ダルク 列聖記念メダイ 19.7 x 10.6 mm


突出部分を含むサイズ 縦 19.7 x 横 10.6 mm

フランス  1920年



 百年戦争さなかの1412年頃に生まれ、1431年にルーアンで焼殺された少女ジャンヌ・ダルクは、1920年5月16日、ローマのサン・ピエトロ聖堂において、教皇ベネディクトゥス15世によって列聖されました。これはいずれもロレーヌにある町、モンティニとメスの名を記したジャンヌの列聖記念メダイです。





 表(おもて)面には鎖帷子(くさりかたびら)と騎士の甲冑を身に着けたジャンヌの横向きの胸像を浮き彫りにしています。髪を短く切ったジャンヌは、整った横顔を見せて、まっすぐに前を見ています。ジャンヌの胸のあたりには、神と祖国に捧げた心と重ね合わせるように、殉教者の象徴である棕櫚の葉が表されています。メダイの下部にはそれぞれジャンヌの生年、没年、列聖の年である三つの年号 (1412, 1431, 1920) が刻まれています。





 裏面には次の言葉がフランス語で記されています。

  Jeanne d'Arc, Reconnaissance, Montigny-Metz  ジャンヌ・ダルク、ルコネサンス、モンティニ‐メス

 モンティニ(現在のモンティニ=レ=メス Montigny-les-Metz)とメス (Metz) を含むロレーヌは、普仏戦争でフランスが敗北した結果、1871年のフランクフルト条約によってプロイセンに割譲されましたが、第一次世界大戦後のヴェルサイユ条約(1919年)によってフランスに返還されました。ジャンヌが列聖され、このメダイが制作された1920年は、ちょうどこの翌年にあたります。

 「ルコネサンス」(reconnaissance) というフランス語は、「価値や良さを認めること」「功績を認めて感謝すること」を意味します。このメダイは「カノニザシオン」(列聖)の代わりに「ルコネサンス」という言葉を使うことで、祖国フランスを愛するロレーヌのフランス系住民が、ロレーヌ出身の救国の英雄ジャンヌ・ダルクを、とりわけ大切な聖女として崇敬する気持ちを表しています。

 本品は約90年も前のものですが、磨耗の程度も軽く、細かい文字も潰れていません。じゅうぶん良好なコンディションです。





本体価格 9,500円 販売終了 SOLD

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