シャンパン・ゴールドの白蝶バロック真珠 《揺らめく金のピアス式イヤリング 直径九ミリメートル》 十八金製金具を採用



 イエロー・リップ白蝶真珠のピアス式イヤリング。白蝶真珠は南洋真珠とも呼ばれます。本品はバロックとはいいながらも球に近い形状ですが、無核の芥子真珠です。鉤型の金具は十八カラット・イエロー・ゴールド(十八金)製で、真珠は自由に揺らめきます。




 白蝶貝(Pinctada maxima)はアラフラ海から珊瑚海、フィリピン周辺、アンダマン海(ミャンマー沿岸)を中心に分布し、貝殻内側の縁の色によってゴールド・リップとシルバー・リップの二つに分かれます。ゴールド・リップと呼ばれる白蝶貝は金色の有色真珠層を持ち、これが貝殻内側の縁に露出しています。真珠は貝殻の真珠層と同じ構造ですから、ゴールド・リップ白蝶貝の真珠はひとまず金色の真珠層に被われます。本品はこのようにしてできた金色の真珠で、染料で金色に着色したのではありません。


 近年のあこや真珠の養殖期間は、およそ一年半です。養殖あこや真珠の真珠層はめっきのように薄く、表面全体にわたって十分に強い真珠光沢を持つ珠は、商品価値がある真珠の五分の一以下しかありません。いっぽう白蝶真珠(南洋真珠)や黒蝶真珠は養殖期間が長いゆえに真珠層が厚く、平均的なあこや真珠に比べると格段に強い照り(艶、光沢)を有します。

 養殖期間が長いシロチョウガイは、美しいバロック真珠を産み出します。真珠は完全な球形に価値があるとの誤解がしばしば見られますが、真珠において決定的に重要なのは形ではなく、あくまでも照り(艶)です。優れた照りの必要条件は、真珠層が厚いことです。本品は無核の芥子真珠ですので形がいびつですが、まさにそれゆえに真珠層が厚く、優れた照りを有します。





 本品の金具は鉤型で、十八カラット・イエロー・ゴールド(十八金)でできています。鉤の先端に取り付けた真珠は、身に着ける人の動きに合わせて自由に揺らめきます。





 本品の真珠は上品なシャンパン・ゴールドですので、白蝶真珠のペンダントやネックレスと合うのはもちろんのこと、異素材のジュエリーと組み合わせても違和感はありません。本品はどのような機会にも堂々と着用できる高品質の白蝶真珠であり、日々ご愛用いただけるピアス式イヤリングに仕上がっています。





本体価格 38,000円

電話 (078-855-2502) またはメール(procyon_cum_felibus@yahoo.co.jp)にてご注文くださいませ。




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